新型インフルエンザ 個人での対策
新型インフルエンザは、いつ発生するか予測がつきません。 また、発生した際にはどうなるかも誰にも分かりません。そのため、新型インフルエンザ発生前から準備を進めていくとことが必要です。
新型インフルエンザ発生前の準備
新型インフルエンザ発生前に、予防アイテムの入手や生活必需品の確保、家庭を維持していくための役割分担、
連絡ルートの確立など、各家庭において対応を相談しておきましょう。また、日頃からのうがいや手洗いの励行は、未然に防止するのに有効な手段です。
■うがい、手洗い、マスクの励行
・熱、咳、くしゃみ等のある人と接する時にはマスクを着ける
・咳やくしゃみをおさえた手、鼻をかんだ手は直ちに洗う
・「咳エチケット」の励行
・熱、咳、くしゃみ等の症状のある人には必ずマスクを着けてもらう
>> 予防マスク(サージカルマスク、N95マスク)
>> 消毒用石鹸、アルコール
■食料・水・日用品の確保・備蓄
パンデミックは日本だけのものではなく、海外でも同時に発生します。
海外で大流行すれば、輸入が減少したり停止することによって、種々の生活必需品も不足して手に入らなくなることがあります。
また、パンデミックになると感染を防ぐためには不要不急の外出をしないことが原則であることから、 災害時と同様に外出しなくても良いだけの最低限(2週間程度)の食糧・日用品等は準備するよう勧めています。
個人的な意見としては、6ヶ月分の備蓄を勧めます。半年経つと、新型インフルエンザの猛威も減りワクチンも出来ている可能性があります。
それまでの期間、籠城できる環境(人的、経済的、物理的、社会的)を整えておく必要があります。
>> 個人での備蓄物品 食糧
>> 個人での備蓄物品 日用品、医療品
新型インフルエンザ発生時以降の対応
新型インフルエンザが国内で発生、蔓延し始めると、一時的にパニックになる可能性もあります。
新型インフルエンザの発生時には、噂やデマなど虚偽の情報が流布する可能性があるので、
正確な情報収集を行うと共に、感染しないよう、拡大させないような行動をとることが大切です。>> 情報収集 パンデミックリンク集
基本的には外出をしないことが望まれますが、外出時にはマスクの着用、帰宅後には手洗い消毒とうがいの励行が必須です。
また、社会機能が脆弱になる可能性がありますので、 社会機能が麻痺しないよう地域コミュニティの活動が重要になってきます。 地域社会の一員として参加をお願いします。
・正確な情報収集
・発生地域からの帰国等のある場合は、保健所(発熱相談センター)に連絡し、指定の医療機関で受診する。
・家庭内の二次感染の防止
・一定期間の自宅待機
・発症者に対する偏見や差別を慎む
・子供達が多数で接しないようにする。
・多くのヒトが集まる催しの自粛
・マスクの確保
・地域コミュニティへの参加協力
・不急の医療機関への受診の自粛、軽傷での緊急車両の要での自粛
・不要不急の外出の自粛
>> 予防マスク(サージカルマスク、N95マスク)
>> 消毒用石鹸、アルコール
※咳エチケット
・咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
・呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。
・咳をしている人にマスクの着用を促す。
マスクはより透過性の低いもの、例えば、医療現場にて使用される「サージカルマスク」が望ましいですが、通常の市販マスクでも咳をしている人のウイルスの拡散をある程度は防ぐ効果があると考えられています。 一方、健常人がマスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないことに注意が必要です。
・マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。
・咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。
・呼吸器系分泌物(鼻汁・痰など)を含んだティッシュをすぐに蓋付きの廃棄物箱に捨てられる環境を整える。
・咳をしている人にマスクの着用を促す。
マスクはより透過性の低いもの、例えば、医療現場にて使用される「サージカルマスク」が望ましいですが、通常の市販マスクでも咳をしている人のウイルスの拡散をある程度は防ぐ効果があると考えられています。 一方、健常人がマスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではないことに注意が必要です。
・マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用する。
※厚生労働省 個人および一般家庭・コミュニティ・市町村における感染対策に関するガイドラインより抜粋
個人的な意見としては、警戒フェーズが4以降に移り、国内での感染者が発見された場合には、いち早く会社を休み外出を控えるべきです。
いずれにせよ、2週間以内に感染は全国レベルに広がる恐れがあり、会社を休まざるを得ない状況になるからです。
新型インフルエンザの被害を最小限に押さえるためにも、各自の早めの対応が必要です。
もちろん公共の任務や、社会的に重要なポジションに付かれている場合もあるでしょうから、対応は自己判断でお願いします。
新型インフルエンザの被害を最小限に押さえるためにも、各自の早めの対応が必要です。
もちろん公共の任務や、社会的に重要なポジションに付かれている場合もあるでしょうから、対応は自己判断でお願いします。
<< 事業所での対策 |予防アイテム(マスク) >>