パンデミックのフェーズ|パンデミック対策

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パンデミックのフェーズ

WHOによる「世界インフルエンザ事前対策計画(WHO global influenza preparedness plan )」における警報フェーズ

原文:WHO global influenza preparedness plan(英文)

WHOの定めるパンデミック警報の6つのフェーズをもとに、国内でもフェーズに分けて対策行動計画を定めています。

ちなみに、フェーズ3→フェーズ4へは、かなり時間がかかると言われています。
しかし、いったんフェーズ4になった場合、 現代社会の人口密集度や、交通機関の発達による感染者が短時間に広範に移動することを考慮すると、 フェース4→フェーズ5→フェーズ6(パンデミック)は、短期間(2ヶ月程度)で移行すると思われます。

フェーズ3の今なら、まだパンデミック対策が間に合います。
今のうちに家族会議を行い、役割分担や連絡網を確認しておきましょう。また、生活必需品の備蓄を進めておきましょう。

フェーズ 定義

ヒト感染リスクは低い
ヒトにおいては新たなる亜型のインフルエンザウィルスは同定されていない。動物においては、 ヒトに感染する恐れのあるインフルエンザウィルスが存在しているが、 もしも動物に見られたとしても、ヒトへの感染リスクは小さいと考えられる。
パンデミック間期
2A
2B
ヒト感染リスクは、より高い
ヒトにおいては新たなる亜型のインフルエンザウィルスは同定されていない。 しかしながら、動物において循環してる亜型のインフルエンザウィルスが、 ヒトの発症に大してかなりのリスクを提起する。
パンデミック間期
3A
3B
ヒト−ヒト感染は無いか、または極めて限定される。
新しいヒト感染が見られるが、ヒト−ヒト感染による拡大は見られない。 あるいは非常にまれに密接な接触者への感染が見られることがある。
パンデミックアラート期
4A
4B
ヒト−ヒト感染が増加していることの証拠がある。
限定されたヒト−ヒト感染の小さなクラスターが見られるが、 拡散は非常に限定されており、ウィルスがヒトに大して十分に適合していないことが示唆される。
パンデミックアラート期
5A
5B
かなりの数のヒト−ヒト感染があるとの証拠がある。
よりおおきな集団が見られるが、限定されたヒト−ヒト感染は依然限定的で、 ウィルスはヒトへの適合を高めているが、まだ完全に感染伝搬力を獲得していないと考えられる。
パンデミックアラート期
6A
6B
効率よく持続したヒト−ヒト感染が確立。
一般のヒト社会の中で感染が増加し、維持している。
パンデミック期
※A:国内での発生無し、B:国内での発生有り。

原文:新型インフルエンザ対策行動計画
   〜鳥インフルエンザ等に関する関係省庁会議(平成19年10月改定)〜


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