パンデミックの状況別対応
厚生労働省 新型インフルエンザ対策報告書では、新型インフルエンザに対する状況別対応を設定しています。報告書によれば、状況に応じて医療供給体制、治療薬の種類とその必要量、ワクチンの開発状況及び開発の方向性に関して検討を行っています。
鳥インフルエンザ発生時 |
・海外で発生 情報収集、専門家の派遣、医療体制の整備等 ・国内で発生 情報収集分析、家禽等の殺処分従事者等への感染防御指導 患者への医療提供、感染症法に基づく措置 |
新型インフルエンザ発生時 |
・海外で発生 情報収集、専門家の派遣、医療体制の整備 ワクチンの開発、生産、接種等 渡航延期勧告、入国者に対する検疫強化 ・国内で発生 情報収集分析、情報提供、医療・検査体制の整備 ワクチンの開発、生産、接種等 感染症法に基づく措置、出国時の健康診断の実施等 |
大規模発生時 |
情報収集分析、情報提供、医療・検査体制の整備 ワクチンの開発、生産、接種等 医療資源の有効活用、社会資源の活用 集会の自粛、出国の自粛勧告 |
※厚生労働省 新型インフルエンザ対策報告書より抜粋
<< パンデミックの状況 |パンデミックのフェーズ >>