新型インフルエンザの影響
日本政府の仮定では、人口の約1/4の人が新型インフルエンザに感染し、医療機関を受診する患者数は最大で2500万人として対策を講じているところです。 さらに過去に流行したアジアインフルエンザやスペインインフルエンザのデータに基づき推計すると、 入院患者は53万人〜200万人、死亡者は17万人〜64万人と推定されています。しかし、これらはあくまでも過去の流行状況に基づいて推計されたものであり、 今後発生するかも知れない新型インフルエンザが、どの程度の感染力や病原性を持つかどうかは不明です。
これ以上の被害が生じる可能性を否定できない一方、より少ない被害でとどまる可能性もありますので、 実際の発生状況に応じて柔軟な対応がとれるように準備しておく必要があります。
※厚生労働省 新型インフルエンザ対策報告書より抜粋
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